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ナビスコカップ、PK戦の末ジェフユナイテッド千葉初戴冠!

 5日、ナビスコカップ決勝戦が国立霞ヶ丘競技場で行われた。ジェフユナイテッド千葉−ガンバ大阪のこの一戦は王者を決めるにふさわしいものとなった。0−0−で迎えた後半終了間際には負傷した二川に替わり、全治4週間といわれた宮本恒靖が奇跡の復帰を果たす。が、ロスタイム、ジェフ巻のシュートがガンバのゴールネットを揺らすボール。しかし、これは微妙な判定もファールを取られノーゴール。しかし、ロスタイムはスタミナに勝るジェフが攻め続ける。かろうじて凌いだガンバ。勝負は延長戦へ…。

 延長戦、まずグランドに現れたのはガンバの選手たち。今季での引退を表明した松波の激を背に戦場へと進む。続いたグランドに現れたジェフの選手たちの表情にもはっきりとした決意をうかがい知ることができる。

 延長前半2分のガンバ大黒のシュートはキーパー正面。続い5分のジェフ巻の決定的な場面でのシュートは左へ逸れる。続けざまの6分、再び大黒のシュート。日本代表である両エースが2度3度とシュートを放つが決められない。その後も、両チームのチャンスは続く。ややジェフ押し気味も延長前半では勝負は付かず。0−0のまま勝負は後半へ。

 気力を振り絞り走り続ける両チームの選手たち。限界に近づく体力を強靭な精神力で乗り越える。まだ、走る。両足をつらしながらも
走り続ける。そして勝負はPK戦での決着へ。

 PK戦。先にけるのはガンバ。一人目のキッカーは遠藤。しかし、遠藤の放ったシュートはジェフGK立石が防ぐ。ジェフの一人目は阿部。成功。両チームとも二人目以降のキッカーはPKを決める。そして、ジェフ5人目牧の放ったシュートはゴールネットに…。腕を突き上げる巻。この瞬間、ジェフのナビスコ初戴冠が決まる。激闘の幕は下りた。
                          [2005年11月5日付]

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